1歳児の発達を促す遊びや工夫
1歳は自我が芽生え始め、より自分でやりたい気持ちが強くなります。親がやった方が早いですが、時間がかかっても本人が出来るお手伝いをしてあげることで自尊心が育まれます。
1歳の前半
運動:歩く
動作:2、3個の積み木を積む、指差し、卒乳、よだれ、
食事:離乳食完了期(大人と一緒の1日3回プラスおやつが1日1~2回)
言葉:大人の言っていることの理解、一語文を話す
知恵:好奇心が旺盛に
1歳の後半
運動:じゃんぷ
動作:靴を脱ぐ
言葉:お返事、二語文を話す
知恵:言われたことを正しく理解して行動に移す、いやいや、見立て遊び※発育は個人差が大きいです
その他の気になってたこと:トイトレそろそろ?一番一般的なのは2歳後半から3歳
- 1歳10ヶ月で卒乳
- ワークビザがないので無職駐妻
1、知恵を伸ばす
3歳までに読み聞かせは1万回!我が家は毎日50冊。図書館の絵本を活用
私は息子が1歳になった頃から図書館に通いはじめました。0歳の絵本は他の赤ちゃんがなめているかもしれないと衛生面が気になったのですが、1歳にもなれば本を舐める子供も減るので我が子に与えてもいいかなと思いました。
毎日朝と夜に絵本を読む時間を儲け、毎日50冊(同じ絵本を重複で読むのを入れたら毎日100冊程度)読み聞かせしていました。自然と手に取れるよう、壁に立てかけていました。
ベビーくもん でもらった「くもん推薦図書」年代ごとのお勧め絵本が書いてあっててとても良かったです。ググれば出てきます。
文字を教える
息子は2歳にはひらがなカタカナABCをマスターしていました。目安としては、読みは4歳、書きは4~5歳だそうすが、私はもし本人が興味を持つのなら教えない理由がないと思います。
ひらがななどの文字を早くから覚えさせない方が良いと言う人の意見
- 絵を純粋に楽しめなくなるから、絵本の読み聞かせ効果が薄くなる…私はそうは思いません。であれば、絵の方に指を指しながら読み聞かせをしたり、話に没頭させるくらい楽しく読み聞かせしてあげれば問題ないです。
- 右脳が優性で成長するので、ひらがなを覚える左脳によって右脳の発達を妨げる…私はそうは思いません。子供の脳はそんなに不器用でしょうか。息子をみる限り、文字を覚えることでより右脳の刺激があったように感じました。相互作用でどちらをも成長させるためにも、文字が好きなら教えてあげるべきだと思い、私は教えてあげてきました。
- 文字のない世界で、想像力を存分に働かせる…文字があると想像力が働きませんか?思考のベースとなる知恵は文字と一緒にの方が学べます。
ホワイトボード遊び
文字だけで無く、お絵かきもたくさんしてきました。ママが書いたり、息子が書いたり、なんでもありです。お出かけ時には常に持っていました。身の回りの事象を絵で書いて説明するのも、殴り書きするのも楽しかったです。息子はどんどん新しいことを吸収して行きました。オススメです。
- ダイソーホワイトボード
- ダイソーファイル(無くても良し。あると楽しい)
- ダイソーホワイトボードペン
- ダイソーホワイトボードペンケース(あると便利)
- 両面テープ(ファイルとホワイトボードをくっつける)
この写真は4歳になった今でも使っている、ホワイトボードファイル三世です。一世はボロボロになったので買い換えました。ステッカーもたくさんで、思い出たくさんです。
あいうえお表を冷蔵庫に貼り、マグネット遊び
息子は後追いですぐにキッチンについてきたので、この冷蔵庫のマグネット遊びでかなり遊びました。キッチン周りにまとわりつく事も無く大人しくずっとやっているのでオススメの遊び方です。カタカナ表、かけざん表はお風呂に貼っていました。
- ひらがな表(我が家はくもんで購入)
- マグネット(ダイソー)
- 油性ペン
数字
我が家は生後3ヶ月から数を教えることを意識していました。
- ベビーカーに乗って歩く歩数やお風呂から出るカウントダウンをママが数える
- 商品パッケージや、街中の看板を声に出して読む
- 100玉そろばんであそぶ
- くもんの数字盤で遊ぶ
- 数字に関する絵本の読み聞かせ
- すうじのうたをいっしょにうたったり、YOUTUBEで見せたり
- ホワイトボードやチョークでお絵かきをする際に数字を多様
前向き抱っこ
抱っこ紐で前向き抱っこをすることで、いつものお散歩もなるべく多くの刺激を得られました。うちの子は大好きでしたが嫌がる子もいるようです。
お友達を作る
1歳頃からお友達を作ってコミュニケーションをとることは何よりも知性を伸ばすそうです。預けないとどうしても親だけの価値観に染まりがちですので、徐々に子離れすることは重要だと考えます。幼稚園や小学校で、いきなり初めてママと離れ離れになることこそ、息子にとって辛いことだと思います。
我が家は1歳から週1の3時間から一時保育で預かってもらうことにしました。
2、言葉を促す
ひたすら話しかける
- 多くの幼児教育書籍を読んでいると、お返事もできないような乳児からひたすらたくさん話しかけることによって言語を鍛えられるとありました。我が家も息子に対してずっと行動の実況中継をしていました。1歳にもなると対話ができるようになってくるので、お話が更に楽しくなります。
- 幼児語を使わず、正しい大人の言葉で話しかけるのもポイントです。
日本国外で育つ場合
- 日本国外で育つ両親日本人のお子さんの場合は、何よりも日本語の土台を作る事を優先させなくてはなりませんと、バイリンガルのスペシャリストはおっしゃっています。複数の言語環境で育つ子供は言葉の軸である母語が弱く不安定になりがちで、その結果情緒不安定や学習不振に陥るケースが多いんだとか。我が家の場合は、「思考言語」にする1言語の理解を促すように環境を作りました。両親が日本語スピーカーなので息子の思考言語は日本語です。親の母国語を習得することは、自己のアイデンティティに誇りを持ち、精神を安定させ、母子関係を形成する上で欠かせないとのこと。
- 母親と子供の言語が違う場合、親子で具体的な深い話が出来ればいいですが。
- またルー大柴のように変に多言語を混ぜない綺麗な言葉で話しかけることが推奨されています。子供は言語を違う言語だと聞き分ける事ができます。母が中途半端な混じり言葉を使ってしまうと、子供は何が正しいのかわからなくなってしまいます。
バイリンガル教育のタイミングと度合い
- バイリンガル子育ての成功の秘訣は『乳幼児期に母語の土台を築くこと』。第二言語を教えるのは、第一言語で100まで数えられるようになってからがいいそうです。
- 言葉を習得する上でのキーポイントは、男の子の場合0歳と8歳だそうです。0歳で耳ができて、8歳までにどうすごしてきて8歳時点どのようにしているかがポイント。女の子は言語を習得できる期間が男の子よりも長いのだとか。
- 0歳時に英語耳をつくるためにネイティブの音に触れることは子供の耳に大きな影響を与えるそうです。生後半年は特に、聞いた言葉の音域を判断するようになる特殊な能力が備わっています。我が家は家が日本語中心なので、英語ネイティブの声の出るVtechのおもちゃを身近に置いておいたり、Youtubeで英語のお歌やコンテンツを見せていました。
3、運動能力を伸ばす
階段上り下り遊び
当時16階に住んでいましたが、息子は階段を降りるのが大好きで、毎日のように1階まで非常階段を降っていました。おかげで足腰が鍛えられバランスが良くなりました。私もいい運動でした。
遊びの中で興味を持たせる
自発的な行動を大切に。やらされるのではなく、やりたい気持ちをくすぐります。遊びの中で、やる気、意欲、粘り強さ、探究心も身についてくるのだそう。
背伸びコンテンツ
危険ではない範囲で対象年齢よりも少し大きい子供のもの、大人のものを与えると子供は非常に喜びます。喜びから動作能力を伸ばしていました。大きい子の遊具も本人がやりたい意思があるのなら、パパママががんばってサポートするのが良いでしょう。
知育よりも大事なこと
目を見てお話し、スキンシップ
- 1歳後半にもなると親が話している事をほぼ理解するようになってきます。その理解度は0歳からいままでどれだけ赤ちゃんに話しかけてきたかがキーになってくるのでしょう。目を見ながらたくさんお話をして、スキンシップをたくさんとって、愛情を伝えましょう。
自主性の尊重
- 1歳は自分でやりたい気持ちが強くなります。子供自身がやろうとしていることを、親が遮らないように気をつけましょう。褒めすぎには賛否ありますが、私は子供ができたらべた褒めしていました。
怒らずダメな理由をお話しする習慣
- 危なくないことであれば、私は怒らない子育てをしていきたいと常に心がけています。数ヶ月前までおなかにいた人格が、急に人間社会の正しい事をできるわけがありません。子供が危ない行動をした時のみ厳しめの口調で静止しまます。根気よく伝え続けることで徐々に分かってくれます。
- 1歳は話し手の感情をかなり理解します。なのでゆっくりと子供でもわかる言葉でジェスチャーを混ぜながら「ダメな理由」をお話しします。そして、子供の気持ちを優しい言葉で代弁し、好ましい行動を伝えてあげます。根気よく伝え続けることで徐々に分かってくれます。息子の場合、コンセントの近くを触っていたら、「これはとっても危ないから、触ってはいけないよ(腕で×を作って左右に首を振る)。いたいいたいしちゃうんだよ。これは触っちゃいけないけど、あっちの形は触っても良いんだよ!一緒に見に行こうか!」などとお話をしていました。すると我が家では1歳くらいまでにはきちんと理解してくれました。当時まだ言葉を一言も発さない息子が、コンセントを見て左右に首を振っている姿はなんとも愛らしい光景でした。
卒乳は無理なく
授乳の期間は子供の個性もあるので無理をすることはありません。
息子の場合は1歳頃から卒乳の心の準備をしてもらおうと「2歳になったらおっぱいばいばいしようね」とお話ししていました。息子にとって何よりも大好きな授乳でしたが、1歳10ヶ月に突然、自ら「おっぱいいらない」と言うようになり、その後一切口にしようとはしませんでした。
その後は手で触ることはありましたが、卒乳後は子供の心の安定が一番だと考えて自由にしてもらっていました。その癖も数ヶ月すると自然に治りました。