サイトのコンテンツを作成するにあたって、いかにGoogle検索エンジン等で上位表示できるかは大きなポイントです。検索ユーザーが最も知りたい情報をより分かりやすく表示することで上位に上がってくる仕組みになっています。
クローラーによるコンテンツ判定
検索エンジンクローラーとは、ネット上を定期的に巡回し、HTMLの記述を読んでページの内容を認識しサイトを評価していきます。ホームページ上に記載されている情報を、検索エンジン本部にあるデータベースに整理しながら登録していきますが、この作業はインデックスと呼ばれます。
文字数を増やしてトップページの情報量を増やす
クローラーはプログラムなので、把握できるのは現時点ではまだテキストのみです。将来的には画像や動画も判定するようになるかもしれませんが。
したがって、SEO対策を考えた際に一番大切になってくることは、トップページの文字情報の整理と、文字数であることがわかります。
必要なテキスト数は諸説ありますが、最低でも2000文字程度と言われています。それ以下だと、情報が豊富でないサイトと判定されてしまう可能性があります。
サイトの文字数はこちらのクロム拡張機能を入れれば、簡単に調べることができます。
かんたん文字数カウントのクロム拡張機能はこちら↓

調べたい文字をホバーして、右クリックをすると、簡単文字カウントを選択できるようになります。
共起語
コンテンツを作成する際に、よく「共起語を含めたコンテンツにしましょう」と言われることが多いです。共起語とは、あるキーワードと一緒に使われることの多い言葉を指します。
例えば光フィルタと調べるとフィルタ(135) 画像(84) フレッツ(83) 処理(76) 試験(71) 情報(66) タイプ(63) サービス(62) フィルター(61) 製品(58) カメラ(57) 機器(55) 光学(52) オプション(48) アクセス(48)
経済(42) 方法(40) 接続(39) 医療(39) こちら(38)
というキーワードが出てきます。
キーワードの検索はこちら↓
共起語はコンテンツ内に入れることが目的ではありません。”メインのユーザーニーズ以外の”サブのユーザーニーズを把握し、網羅性のあるコンテンツを書いていくためのヒントになります。
SEOに強いHTMLタグの構造
検索エンジンの順位を決めるクローラープログラムが、理解しやすいような構造にすることが重要です。構築するにあたって、こちらのタグを意識する必要があります。
- タイトルタグ
- ディスクリプションタグ
- 見出しタグ
- alt属性
- アンカータグ
タイトルタグ
- 1ページに1キーワードを選定する
- 左詰めでキーワードを含める
- 本文の内容とマッチする
- 30字前後
ディスクリプションタグ
グーグル検索をした時に検索結果に出てくる、タイトルの下のサイトの解説がメタディスクリプションです。
- 前半に検索キーワードを含める
- 110字程度で簡潔に記載する
- タイトルの内容とマッチさせる
見出しタグ(hタグ)
見出しタグには、h1~h6まで階層があり、これらを順番に使うことが求められます。装飾のために階層をおかしなことにしてはいけません。
大見出しであるh2タグに検索キーワードを含めることで、検索エンジンに対して検索キーワードとの関連性をアピールすることができます。
alt属性
画像が表示できなかった際などに、代わりに表示される文字情報です。画像を読み取ることのできないクローラーはalt属性を読み取っていくので、必ず入力するようにしましょう。
アンカータグ
リンクのURLに、代替テキストを記述する役割があります。アンカータグにキーワードを含むと、検索エンジンに関連性の高さをアピールできるので、SEO対策にもなります。