TeslaのモデルY(日本未発売)に試乗して体感した優れたUI/UX
TeslaのモデルY(日本未発売)に試乗して体感した優れたUI/UX

TeslaのモデルY(日本未発売)に試乗して体感した優れたUI/UX

テキサス州ダラスのテスラ販売店にて、日本未販売であるモデルYに試乗してきました!モデルYは、一番小さいセダンタイプのモデル3、一番大きく翼のように扉が開くモデルXの中間のサイズになります。

テスラは自動運転技術の開発で知られており、AIを活用した自動運転機能の実現に取り組んでいます。テスラのAIは、カメラやセンサー、レーダーなどを使用して、周囲の環境をリアルタイムで認識し、自動運転機能を実現しています。また、AIは車両の走行データを収集し、分析することで、自動運転機能の改善や安全性の向上に役立っています。

テスラの車両は、独特なデザインが特徴的で、エレガントでスタイリッシュな外観が魅力です。テスラのデザインの特徴としては、シンプルなラインとスムーズな曲線を組み合わせたデザインで、高い空力性能を実現しています。

今回試乗したモデルYは2020年3月に発売されたコンパクトSUVで、最大航続距離は、電気自動車としては高い505キロメートルを実現しています。テスラモデルYの外観については、クロスオーバーSUVのデザインを持ち、スローピングなルーフラインと大きなリアウィンドウが特徴的です。また、細く長いLEDヘッドライトと、タッチレスで開くフロントドアが新しいテスラのデザイン言語を象徴しています。テスラは、外装の美しさだけでなく、安全性も考慮してデザインされています。例えば、車両の前面にあるフロントトランクは、衝突時にクラッシュボックスとして機能し、エンジンルーム内の空間を確保することで、乗員の安全性を高めています。

車は動けば何でもいいと思っていた私ですが、実際に試乗して感じたテスラのUI/UXの優れた点をご紹介します。

カスタマイズ性の高さ

テスラの車は、ドライバーの好みに合わせてカスタマイズできます。車両の様々な設定、ディスプレイの表示方法、ドライバーアシスタンス機能のオン/オフなど、多数の設定が可能で、ドライバーにとって使いやすい環境を作ることができます。

ハードのカスタマイズ

テスラの車両には、外装内装のカスタマイズに関して多くのオプションがあります。例えば、ハンドルやシート、ダッシュボード、内装の色などを選ぶことができます。また、一部のモデルには、屋根が全面ガラス張りのパノラミックルーフが搭載されており、開放感を演出することができます。

さらに、テスラは車両のアップデートによって、車内の機能やUI/UXも改善されることがあります。たとえば、過去には、車両のアップデートによって、ナビゲーションシステムのUIが改善され、より使いやすくなりました。このように、テスラは常に改善を重ねており、より快適でカスタマイズ性の高い車を提供しています。

ソフトウェアのカスタマイズ

テスラは、ソフトウェアのアップデートを通じて、顧客のニーズに合わせたカスタマイズを提供することができます。これにより、UI/UXを改善し、より良いユーザーエクスペリエンスを提供することが可能になります。

例えば、テスラは、ソフトウェアのアップデートを通じて、カスタマイズ可能なドライバー・プロファイルを提供しています。これにより、車を運転する人々が自分の好みに合わせて、車両の設定を変更できるようになります。また、ソフトウェアのアップデートを通じて、ドライビング・アシスタンス機能や安全機能を改善し、より使いやすく安全な運転を実現することができます。

さらに、テスラは、ソフトウェアのアップデートを通じて、エンターテイメント機能の改善や新機能の追加など、常に改善を続けています。これにより、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、顧客満足度を高めることができます。また、アップデートはリアルタイムで行われるため、顧客が常に最新の機能を利用できるようになります。

このように、テスラはソフトウェアのカスタマイズ性を活かし、UI/UXの改善に取り組むことで、より優れたユーザーエクスペリエンスを提供しています。

自動運転機能におけるUI/UXのポイント

2023年5月現在、アメリカテキサス州ではフリーウェイのみ自動運転が可能です。私は試乗でビビりすぎてフリーウェイまで行けなかったので試せませんでしたが、自動運転に切り替えるには通常の車で追尾走行をするようにレバーを二回触るだけで自動運転モードに切り替わるそうです。

シンプルでわかりやすいデザイン

テスラの自動運転機能では、ドライバーに表示される情報が必要最小限に絞られており、非常にシンプルなデザインが採用されています。また、必要な情報は大きな文字やアイコンで表示されるため、一目で理解しやすくなっています。

タッチスクリーンによる直感的な操作

テスラの自動運転機能では、タッチスクリーンを通じて直感的に操作できるようになっています。例えば、目的地を入力する場合は、タッチスクリーン上に表示された地図をスワイプして操作することができます。

視覚的なフィードバック

自動運転機能が作動している間、タッチスクリーン上には常に、周囲の車両や障害物がリアルタイムで表示されます。また、自動運転がどの程度進んでいるかを示すアイコンも表示されるため、ドライバーは常に状況を把握できます。

シームレスな運転体験

自動運転が作動しているときでも、テスラの車両では運転席に座ったままでいることができます。これにより、ドライバーは運転席を離れて別のことをする必要がなく、よりシームレスな運転体験を実現できます。

タッチスクリーンのUI/UXのポイント

大画面のタッチスクリーンでサイドミラーの角度からオートドライブの設定まで全て管理しています。ITダッシュボードの操作をしているうちに、巨大なスマートフォンに乗っているような気持ちになりました。

直感的で使いやすいデザイン

テスラの大型スクリーンは、直感的なデザインで、ドライバーが素早く操作できるように設計されています。アイコン、ボタン、スライダーなどの要素は、わかりやすく配置されています。また、メニューは階層構造になっており、ユーザーが必要な情報を素早く見つけることができます。

ドライバーの視界を遮らないデザイン

テスラの大型スクリーンは、ドライバーの視界を遮らないように設計されています。スクリーンは、ダッシュボードの上部に配置され、ドライバーはスクリーンを見るために視線を大きく移動する必要がありません。また、スクリーンの明るさは自動的に調整されるため、夜間でも眩しさを感じることがありません。

AIによる予測機能

テスラの大型スクリーンは、AIによる予測機能を備えています。例えば、ナビゲーションシステムは、目的地に到着するための最適なルートを提案します。また、音楽再生機能は、ドライバーが好む音楽を自動的に再生します。

自動運転システムの管理

テスラの大型スクリーンは、自動運転システムの管理に必要なすべての情報を提供します。ドライバーは、スクリーン上の情報を確認し、自動運転モードのオン/オフや設定変更を行うことができます。

ユーザーサポート

テスラのUI/UXには、ドライバーが疑問や問題を抱えた場合に、適切なユーザーサポートを提供する機能が備わっています。ドライバーは、車両の操作方法に関する疑問点や不具合に関する問い合わせを、直接車内のタッチスクリーンからテスラのサポートセンターに送信することができます。

バグ修正の迅速性

テスラのUI/UXは、オンラインでアップデートができるように設計されており、不具合があった場合でも迅速に修正が可能です。また、テスラは定期的にソフトウェアアップデートをリリースしており、ドライバーに新しい機能や改善されたUI/UXを提供しています。

充電

テスラは日常生活で使用している場合、大抵1ヶ月に2回ほどの充電が必要だそうです。私が住んでいたカリフォルニア州とテキサス州のショッピングセンターの駐車場には大抵ずらりと充電スタンドが並んでいましたが。Superchargerと呼ばれる専用の充電ステーションを使用することができ、これにより非常に高速で充電が行われます。一般的な充電ステーションよりもはるかに早い充電速度を実現しています。家庭にも充電ステーションを設置できるそうで、その電気をソーラーパネルで賄うという展示もありました。

また、テスラの充電ステーションは、専用のアプリを使用して充電の予約や管理を行うことができます。アプリのUI/UXは非常にシンプルで使いやすく、充電ステーションの位置や充電状況などをリアルタイムで確認できます。さらに、充電が完了するとアプリから通知が届くため、車両に戻らずに充電が完了したことを確認することができます。

テスラは、車両の充電に関するUI/UXにも力を入れており、使いやすく便利なシステムを提供しています。

まとめ

今回実際試乗してみて、テスラは車の領域を超えたIT機器だと感ました。ソフトウェアがアップデートしていくので、購入してからも日々進化を続けていくUI/UXの動向を見るのが楽しみです。

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